ザックの背負い方

ザックの背負い方のポイント

ザックを背負うときに重要なのが、ザックの重さをいかにして「腰」で支えるかです。
肩にザックが荷重がかかってしますと、重いは痛いは大変です。
そのために、ザックを背負うには、ちょっとしたコツがありますので、それをご紹介します。
また、ザック選びの際、背面長(腰から第7頚椎までの長さ)をご自分の体型と合わせることも
重要です。
今は、たいていのメーカーが、背面長を2サイズもしくは3サイズは作っていますので、
実際に背負ってみて、ピッタリ合ったものをお選び下さい。

ザックの背負い方

①最初に『ウエストベルト』をしっかり締めます。
この時、ショルダーベルトはゆるめておいてください。
ウエストベルトは、位置が重要で、骨盤をグルリと包み込むような位置です。
こうすることで、重いザックの荷重が、しっかり腰にかかって、「腰で持つ」ことが出来ます。
バックルはおへその少し下くらいで、ちょっとキツいかなと思うくらい、しっかりギュッと締めた方がいいです。
②次に「ショルダーベルト」をゆっくり引っ張って、ザックを背中に添わせます。
この時、絶対に引っ張り過ぎてしまわないこと。
引っ張りすぎると、腰でしっかり支えられずに、肩に荷重がかかってしまいます。
ショルダーベルトの付け根が肩甲骨のところにきているとベストです。
③次に『アジャストベルト』を引っ張って、ザックを体に引き付けます。
④最後に『チェストベルト』を締めて完成です。
チェストベルトの位置は、上下に動きますので、ウェアなどによって変えることができ、苦しくなところで軽く締めればOKです。