コンパスの使い方
コンパスの役割
コンパスはただ単に方角を知るためにだけでなく、地図と組み合わせることによって、自分が地図上のどこにいるのかの現在地の確認や、目標はどの方向にあるのか、または自分の向かっている方向は正しいのかの方角の確認ができ、見えている山は何という山なのか地図を見て確認することが出来ます。
さぁ、山へ行く時はザックの中にコンパスを入れて、どんどん使ってみましょう!
磁北線を引いておくと便利です
さぁ、理科の授業です(笑)
磁針が指す北(磁北)は真北とちょっとだけズレています。
このズレを「偏差」と言います。
どのくらいズレているかと言うと、西に5度(沖縄)~10度(北海道)です。
地図には、「磁針方位は西偏約6度50'」などと記されています。
大雑把に使う分には、あまり偏差を気にしなくてもいいかと思いますが、地図上で6度違ったその先は、目標地点とはとんでもなくズレていかねません。
なので、使用する地図に、偏差分傾いた磁北線をあらかじめ引いておくことを
お勧めします。
さぁ、今度は数学の授業です(笑)
磁北線の引き方ですが、タンジェントを使って計算してもいいですが、単純に分度器で6度ずらして書く、またはコンパスのリングを354度に回してコンパスの長辺を使って書くと早いと思います。